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2016年 02月 18日
そよ風を採用されている家の見学会と講演会に行ってきました。
今回は名古屋で2件の見学と設計者と施工者の講演。 そよ風とは冬場は屋根面で太陽の力を利用して空気を暖め、夏場は夜の放射冷却を利用して冷気を床下に取り入れ、コンクリートに蓄熱(蓄冷)し、換気扇の力で家全体に空気を循環させるものです。 当日はあいにくの曇り空、そよ風は動いていませんでしたが昨日は天気が良く動いていたといいます。 実際に生活されているお宅は朝に1時間程エアコンを掛けたと聞きましたが、ほんのりと暖かいと感じました。 体感温度は (周りの空気の温度+周囲の壁面の温度)/2 で表せますが空気、輻射の温度が近いのだと思いました。 住んだ感想としては、 ・家全体としては温度のムラが出るとの事で、体感的にも感じられました。 ・めちゃくちゃ暖かくはないけど寒くてたまらなくも無い。 ・吹き出し口周辺は床暖房と同じくらいの暖かさ。 ・住み替え前の光熱費と比べると少なくなった。(太陽光の売電も含めての収支はプラスとなる) このお宅では吹抜けが無く階段室でのみ、空気移動が起こる計画でした。 もう一方の吹抜けのある家の方は、ペレットストーブを付けたとたんに吹抜けに暖かい空気が上部に流れだし、吹抜けに面した小窓を開けると二階まで暖かい空気が部屋に入ってきました。 そよ風が働いている時も同様の現象が起こる。 設計段階の空気の流れを計画をする事で、相当な効果が得られると思いました。 講演の方も設計者自身が使われているだけあって身体的な感覚表現がわかり易く、施工者はデータロガーを用いてモニタリングし光熱費の収支やエネルギー量のシミュレーションを基に実生活との違いを分かりやすく説明されていました。 自宅建築時にパッシブな家にバージョンアップできるように計画し建築的な工夫も施しました。 そして、アクティブな設備の力を最小限で賄えるようなものとして、そよかぜ設置を検討したことが有りました。 しかし、建築地は霧が多く、晴れる時間が少なく太陽の恩恵が少ない事、コストと合わせて断念した経緯が有ります。 そして、10年近くが経ちそよ風もそよ風2となり様々な機能改善が進んでいると聞きます。 自宅の薪ストーブ計画と共にもう一度考えようかな。
by fae-forma
| 2016-02-18 09:22
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